蛇口の水は同じ町内でも同じ水源とは限らない。
水について調べ始めるまで、管理人は恥ずかしながら知りませんでした…。
ご自宅の井戸の水を使っているという方には常識でしょうが、調べていくと同じ市区町村でも水道水の水源が違うところは結構多いのですね。
300mも離れていない建物なのにこれだけ違うのかと驚いたところがありました。
埼玉県飯能市上名栗。
お寺の蛇口の水の硬度を調べました。
20-50mg/Lの中間です。
入間川沿道の集落は名栗浄水場が水道水源のようです。
飯能市の水道水源についてお知りになりたい方はこちら↓
飯能市ホームページ>飯能市配水系統図
浄水場は、安全管理上、通常一般人は立入禁止ですので、名栗浄水場の取水地点から上流のハイキングコースの脇から出ている水を調べてみました。
名栗浄水場では沢の水を取水していますので、その水に近いはず、と思ってのことです。
10-20mg/Lの中間です。
上記2件は似たような硬度でしたが、こちらは・・・↓
一番目のお寺と300mと離れていないお宿の蛇口の水の硬度を調べました。
50-100mg/Lの中間です。
管理人が調べてきた水道水の中でもかなり硬い水です。
こちらのお宿は集落の水道水(名栗浄水場からの水)をつかっておらず、井戸水(井戸の深さは不明です)をつかっておられるそうです。
同じ町内でもこんなにも違う水の硬度。
飯能をはじめ埼玉県西部は石灰岩を多く含む地質なので、硬い水であろうことは想像がつきますが、同じ町内の沢水と浄水場を通った水と井戸水で差がこんなにあるとは、面白い体験でした。